〈昭和シリーズ〉26 ラジオ体操とプラム泥棒

 夏休みになると、朝のラジオ体操が始まる。当時はNHK第2ラジオ放送の時間に合わせて、6時半開始だったから、ボクらは早起きして6時過ぎには空き地に集まっていた。あの頃、男子の間ではお酒の一升瓶の蓋やジュースの王冠を集めるのが流行っていて、ビニール袋に入れたそれを持ち寄っては見せやっこしてた。Tシャツの胸の真ん中に合わせて裏蓋を付け、上から蓋を押し付けてセットし、ウルトラマンのカラータイマーだとか言って遊んでた。ラジオ体操の初日にはハンコを押すカードをもらい、それをすべて埋めるのが目標になってたから、一日も休まずに通っていた。北海道の夏休みは25日間で、そのうちラジオ体操は2週間くらいあったと思う。
 ある日、ラジオ体操も終わりに近づいた頃だったと思うけど、空き地の隣に大きな庭がある二階建ての家があり、塀の外側にはみ出すように真っ赤なプラムがおいしそうに実っているのが目に止まった。友だち数人とそれを取って食べようということになり、背の高い子が手を伸ばして取ってくれた。塀のそばでそれをかじってみると、甘くてみずみずしくておいしい。むしゃむしゃ食べてると「ちょっと君たち」と声がして家から品の良さそうなおばさんが出てきた。
「やべ!」
 一瞬、逃げようと思ったのだけど、なぜか誰もその場を動かなかった。怒られると観念してしおらしくしてたら、そのおばさんは
「ちょっと待ってて、うちのプラム食べたかったらあげるから」
と優しく声をかけてくれて、一度家に戻り、山盛りのプラムを分けてくれ、
「また食べたかったら、いつでも言ってね」
とまで言ってくれた。ボクたちはバツが悪くなり、もう二度とプラムを盗むことはなかった。
 もらったプラムは食べきれないから、家に持ち帰り、ラジオ体操をしてる空き地の隣の家のおばさんからもらった、と言って母親に渡したのだと思う。もちろん、最初は勝手に取ったことは言うわけはない。

〈今日の一言〉
 そのおばさんがいい人でよかったぁ。



 今日も皆さまの周りが笑顔でいっぱいになりますように(願)

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この記事へのコメント

2022年07月05日 14:48
こんにちは~
蒸し暑くて大変です。
プラムも種類によって甘いのと酸っぱいの
がありますね。
木の持ち主が優しい人でよかったですね。
懐かしい思い出のプラムお店で並んでいるのを
見ても思い出すでしょう。
いい思い出でよかったですね。
2022年07月06日 21:12
子供って、心から優しくしてもらうと、
もう悪い事は止めようと思うものなんですよね。
名づけて、ジャンバルジャン効果とでも
言いましょうか。そういう一つ一つの経験が、
子供を育てていくのかも知れませんね。