何回でも聞いてあげてね

前記事ではたくさんの気持ち玉やコメントをいただき、ありがとうございました。
コメントへのお返事ができず、ごめんなさい。



 ツマの実家に帰省するとき子どもたちとした約束事があります。それは、
「おばあちゃんから同じ質問を何回されても、初めて聞いたようにちゃんと答えること」
でした。
 残念ながら義母の認知症は想像以上に進んでいて、到着した日には、
「冬休みかい?いつから冬休みになったの?」
と約5分おきに繰り返し質問します。
 でも子どもたちはいやな顔ひとつせずに
「25日からだよ」
とその都度、答えてくれました。

 ツマの実家とボクの実家は1kmくらいしか離れていないので、帰省したときには行き来を繰り返します。そしてボクの両親は幸いにも認知症にはなっていないのですが、寄る年波には勝てず、物忘れは激しくなっています。
 わかっているはずなのに
「それは昨日も説明しただろ?」
と母に言ってしまうボク。
義母のことはちゃんと受け止められるのに。

 そしてツマも認知症が進んだ義母をなかなか受け入れられずにいます。
「これが最後かもしれないから、一緒に温泉に入ろうと思うんだ。私が介助しながらならなんとか入れると思うから」
そんなツマの願いも義父から
「もう自分で大きなお風呂に入るのは無理だよ。今はデイサービスに入れてもらっているのがやっとだから。だから自分たちだけで行っておいで」
と言われ、仕方なく実家の車を借りボクたち家族だけで近くの日帰り温泉に向かい、ツマは助手席で少しの間泣いていました。

 今回の帰省では自分たちの両親の衰え方をちゃんと認識して受け止めることが目的のひとつでしたが、この受け止めるというのが関係が近ければ近しいほど難しい。

 頭ではわかっているはずなのに、どこかで期待してしまう。
自分たちがもうすぐ50歳になるのですから、両親が衰えないはずはない。
 大晦日には父の友人が亡くなり、一緒にお悔やみに行きました。その方は父より8つ年下でした。
いまは両親が生きているだけで奇跡なのに、それ以上を期待してしまう。

 お釈迦様がおっしゃる、
『すべてを受け入れなさい』
との教えは、わかっちゃいるけど難しいですね。





<今日の一言>
 お師匠様から年末年始には両親に、
「ありがとうございます」
と言いなさい。
と教わったボク。
改まって言うのは照れくさいので、何度も
「ありがとうございました」
と言った年末年始でした。


 写真は雪の坂道をのぼる父と長男。


画像



歳の差70歳の祖父と孫の散歩。 


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この記事へのコメント

2015年01月21日 13:12
kojiさん~お子様に対する言葉ホントに優しいんですね
また素直に応じておられるお子様~素晴らしい~
普段の子育てがこんな所に表れるんですね

それはそうとkojiさんのご両親に対するお気持ち
そして奥様のお気持ち~涙が出るほど判ります~
全く同じ思いで私も父母を看て来ました~
受け入れなければいけないと思う自分~
そして受け入れ難い、打ち消したい自分~
私は親不孝にも最期までその気持ちを
受け入れる気持ちを持てなかった~
いつか別れが来ると解っていながら
どうしてもっと優しく受け入れて
あげられなかったかと~今も後悔の念で
手を合わせる度涙が溢れます
あっごめんなさい~新年早々こんな話し
kojiさんはきっと思い残すことなく
親孝行できる方だと思いますよ~
何だか変な事言ってるような~
~ご家族様のご健康を心からお祈り申し上げます~
2015年01月20日 21:06
こんばんは。
実はお舅さんが、アルツハイマーです。
あんなにしっかりしていたのに。、、、と
私もショック、、夫はもっと落ち込んでいました。
同じことを何回も聞いてきます。
今年のお正月も、次男に6回、
何年生になった?と聞かれちゃった、、、と
苦笑いして帰ってきました。

いつも心温まるコメント、ありがとうございます。
2015年01月20日 19:24
  こんばんわ。

複勝や あて安かろが 最後まで

        あて切ることは 至難の業なり

お粗末でした。
2015年01月18日 23:12
 高齢者の方々が、衰えて行くさま、いつも見るに堪えない物を感じます。近所に住んでいる方でも、徘徊など始めたりすると、ご家族の方々は、大変そうです。それが、近親者であるとすると、一層大変だと思います。どこの家庭でも、最終的には、介護施設に入ってしまう物なのかもしれませんね。(ちょっと冷たい様ですが…。)
 お大事に為さって下さいね。
2015年01月18日 19:01
ほんとうにお優しいお子様ですね。
確かに、身近なほど難しいものがあるでしょう。私も一昨年母を見送りました。元気だった時を知っているだけに、その変化が悲しかったです。
死は人間にとって、本当に受け入れにくいもの。
でも聖書はそれを受け入れるようにとは言っていません。
死は敵。
将来「無に帰される」と書かれています。
2015年01月17日 18:20
こんばんは。
じっくり読ませていただき、kojiさんのブログはいつもとても考えさせられます。
読ませて頂いたあとに、夫との食卓の話題になります。
お釈迦様がおっしゃる「すべてを受け入れなさい」
本当に頭ではわかっていても難しいですね。
お子さんに言われた「何回でも聞いてあげてね」素晴らしいことだと思いました。
2015年01月17日 15:45
分りますね。
自分の親だとダメなんですよね。
若い方に相談された時は、
「考え過ぎず、親切な他人と思いなさい。
世の中でこんな親切な他人は、もう絶対
他にいないんだから…。」なんて、
もっともらしい事を言ってますが、
じゃあ、自分はどうなのと言われると、
????という感じです。
もう、二人とも他界しましたが…。
HT
2015年01月17日 11:49
こんにちは。
何度繰り返しても初めて聞いたように受け答えする…すごく大切なことですよね。子供さんたち大きくなって社会に出たら会社でもきっと同じことが起こります。「それは前に聞いたよ」と言われた方の気持ち、どんなにか切ないものがあります。人によってはもう話さないでおこうと思ってしまう人もいます。このことは私も若かったころ親父から注意されたことを今もよく思い出します。お子様たち、きっといつかこの言葉が生きてきますね。
親が歳をとっていくこと、冷静に見つめていくことなかなかできないものですよね。私は兄弟が無いから両親をずっと介護してきましたが「何時か」と云うことを頭の隅にもおかず、ずっと接してきていました。悲しいことですが仕方ないことですよね。
2015年01月17日 11:32
こんにちは!
子どもさんたち偉いですね。認知症の人には、笑顔で同じ目線まで顔を下げ、真正面でやさしい気持ちで話されることをそのまま聞いてうなずくのが大事と聞きました。出来れば手を握るなどのスキンシップをしながら。近親者であればあるほど、元気な若い頃を知っているだけに受け入れるのが難しいと思います。
我が両親はもう他界しましたが、頭だけはしっかりしていたので、毎日のように電話をしてきて、お嫁さんの愚痴をこぼしていました。聞いているだけでうんざり、しっかり介護しているのがわかっていただけに、実の娘に不満を言って精神の安定を図っていたのかなと思いますが…。いなくなってみるともっと親孝行すればよかったと今でも思います。お元気なうちに悔いのないようになさってください。
2015年01月17日 11:18
自分の親の事は中々受け入れられないのですよね。。
2015年01月17日 10:23
こんにちは。

お子さんたち、エライですね。
ちゃんと答えてあげて。
素晴らしいお子さんたちです。
うちのはうちの母親とかにはあんまり愛想がよくないですよ。
ちゃんと答えてあげてといってるんですけどね。

親が老いて行くのはしょうがないですが。。。
弱って行くのを見てると、切なくなりますね。
子供の頃、両親がまだ若かった頃の事を思い出します。
2015年01月17日 09:07
親御さんの介護は大変ですよね。
私も一昨年までは、色々ありました。
産んで育ててくれた事に感謝しつつ、自分なりにですが取り組まさせてもらいました。
winga様の仰る通りですよね。
2015年01月17日 08:48
おはようございます。
私は介護も経験しましたが、腹括るしかなくて。それしかなくて。
現実ですもん。誰を優先するの?何を先にするの?と仕事と親の狭間で大変でした。
一晩中眠らせてくれなかったりね。
認知。母はレビー小体型認知症です。今は病院。そして胃瘻。
命のろうそくはきえつつあります。ので、命あるうちに悔いのないように会いに行きますし世話をします。
泣いてなんかいられません。
明るく元気よく会いに行きます。
父の母を母はずっと自宅介護をしました。偉かったと思います。
順番ですね。
で、なるようにしかならないことも学びました。

佳き週末を(^_^)/

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